高齢者の運転免許更新

2022/09/19

来年、令和5年1月に運転免許の更新となります。75歳以上は更新の際、運転技能、認知症検査などの教習所での受講審査を受けて合格しなければ更新できません。

高齢者の自動車事故が多いとされているからでしょう。今回も各審査に合格できたので、来年1月に更新となります。日常の車の運転は安全走行に心がけてまいりました。お陰様で、交通安全協会より無事故・無違反の表彰を銅賞から銀賞、金賞、正金賞まで受賞することができました。

更新運転技能100点
安全運転金賞
安全運転正金賞

思い起こせば、運転歴60余年になります。当初は自転車。タイヤが太く重たい運搬車に茶箱を三段積んでの配達の毎日でした。当時は道路状態も今ほど良くありません。舗装されていない道がまだまだあり、砂埃をあげながらでこぼこ道をひたすらペダルをこいでいました。

運転免許証を取得して、山田茶園1号車、ダイハツのミゼットです。リヤカーにエンジンを付けた位の大きさですが、配送には最大の機動力でした。

曲がり角では速度をスローにしなければ横転してしまいます。運転は嫌いではなかったので、速度を落としながら安全にそして美しく曲がれるかと研究したものです。

独立してからは、単車⇒軽自動車⇒中型ワゴン車に乗り継いで現在も配達、営業に奔走しております。

しかし、さすがに歳のことを考えると運転はなるべく控えなければと思いつつ、また家族からも心配の声。

実際、更新受講で高齢者の交通事故発生状況をみて自分だけは大丈夫…と思えなくなりました。

今期の更新で最後にしようと感じております。さみしいですが、それも私の成長の証。初心に戻って自転車で安全運転を心がけようかと思っています。(さすがに茶箱3箱ほどの量を積んでの運転は無理でしょうが・・・)