茶殻を使えばおいしく、そして地球にやさしくなれる。

2021/11/09

先日茶殻の和え物がおいしかったと家族より好評だったことをよくしたのか娘が「お茶を煎れた後の茶殻をそのまま捨てるより、できる限り有効活用するほうがお茶のためになるしゴミが減ればその分 地球環境にいいから」と茶殻の再利用にはりきっています。

今回は乾燥させた茶殻を使って おにぎりと混ぜご飯でいただきました。おにぎりは塩で味付けして茶殻のみを混ぜてあり、あっさりしながらもお茶の爽やかな風味が口の中に広がります。 このおにぎりと熱いお茶を持って、秋の散策へ行きたくなりました。

茶殻の乾燥
茶葉入りおにぎり

茶殻とみじんきりしたたくわんで作った混ぜご飯は黄色の甘辛いたくわんと深緑であっさりとした茶殻が白く甘みのあるご飯とよく絡み、これだけで食がすすみます。

たくわんの混ぜご飯

今度はたくわんの代わりに「シバ漬けおじゃこ」でトライするそうです。

茶殻といってもまだまだ栄養成分が残っている茶葉なので、食べることで栄養分をそのまま頂いましょう!

食べる茶殻の場合、柔らかい茶葉(玉露・深蒸し煎茶)をお勧めですが、荒茶や番茶は硬くて茎が多く含まれており茶殻を食べるよりお茶の特性である消臭効果を利用します。

やり方は充分に乾燥させた茶殻をテッシュに包み下駄箱に入れておくと茶殻が臭いとってくれます。

我が家では テッシュに包んだ乾燥茶殻を2~3包入れたのですが、開けた時の瞬間に感じるいやな臭いがずいぶん

和らぎました。効果はだいたい2週間くらいでしょうか・・・

お茶を煎れた茶葉が捨てられず、つぎに活用されてゆくのを見るとお茶に携わっている私などはうれしく頑張れる

気力を茶殻からもらったような気がしました。

乾燥茶殻  

①水気を切った茶殻を電子レンジで乾燥させます。(500W~600W)で3分~4分加熱後、一度乾燥具合を見ながら再度1~2分加熱します。

②おにぎりに使う場合は若干の湿り気を、  消臭に使う場合はよく乾燥させてください。

くれぐれも火傷や必要以上の加熱にはご注意ください。